こんにちは、いつもお世話になっております仲宗根です。
この頃朝昼晩の寒暖差が凄いですがバイカーにとっては気持ちよく走れる季節になりましたね。自分も早くVRODを完成させて走りに行きたいです。
今日は、車検整備で行うアクスルシャフトのグリスアップの必要性について少しお話ししたいと思います。
下の写真が今回作業中のリアアクスルシャフトです。
拡大すると表面に錆が出てきてます
こうしてシャフトに錆が出てしまうとベアリングインナーレースとシャフトの間で固着してしまい中々抜けなくなってしまいます。実際この車両も凄く固くて簡単には抜けなかったです。シャフトが抜けないとどうなるかと言いますと、一番はタイヤ交換が出来なくなってしまいます。それからリアタイヤに駆動力を伝えるベルトも外せません、他にもその他諸々ホイールを外す作業が困難になります。しかし固いからと言って無理にシャフトを引き抜こうとするとベアリングを傷めてしまう恐れもあります。ベアリングの回転部分は千分の一ミリという精度で出来た精密部品なので無理な負荷をかけてしまうと寿命を縮めてしまいます。なので錆びてしまう前に定期的に点検グリスアップを行うといいでしょう。
もうすでに錆びてしまった場合は極力錆を落としてから進行しないようにグリスアップします。
注意!削って落とすのはダメです、シャフトがやせてしまいベアリングとの間のでガタが発生してしまいます。
グリスアップ完了です。
HD幕張では車検整備時のオプション作業として行っておりますので車検がせまっている方は是非ご検討してみてください。
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